ハブのメンテナンス作業
ホイールのハブをメンテナンスしました。
今回はクロスバイクで使用しているホイールです。
RS010というやつですが、使用後4年間経って、少し回転が鈍くなっていました。
なので、ハブのグリスアップや清掃をすることに。
4年間はさすがに期間が長すぎでしたかね。
前輪
前輪はスプロケットがないので、早く終わる。
13㎜のハブスパナとモンキーレンチで固定し、モンキーレンチを反時計回りで回してロックナットを外す。
さらにカバーをハブスパナで反時計回りで外す。
実際は反対側にモンキーレンチで固定しながら。
反対側も外して、ボール玉、キャップ、ハブなどを保管。
どちらが右側の部品か、わかるようにしたほうがいい。
砂利とか異物が結構あるのが分かった。
グリスもドロドロだった。
あと、軸に外れていない部品があった。
これが回しても外れない。どうやら、軸の一部が変形しているようだ。
反対方向に回せば外れると思うが、このままで問題はない。
特にボール玉も変形した様子もなかったので、パーツクリーナーで洗浄。
樹脂製部品はペーパーウエスでふき取った。
ボール玉や軸などにグリスを塗る。
軸を通してからボール玉を入れるとこぼれない。
前輪は片側11個。
今回使用したグリス。
あとは、元通りに組み立てるのだが、
玉押しには注意が必要だ。
緩く閉めるとガタガタするし、キツク閉めると回りにくくなる。
後輪
後輪はスプロケットがあるので、少し工程が増える。
しかも、改造しているのでパーツがちょっと増える。
スプロケットリムーバー
スプロケット外すには、この工具がないと外せない。
反時計回りに回して外す。
前輪と同様に、ロックナットを外していく。
ハブスパナは前輪とは違い15㎜を使った。
今回はフリーホイールを外す。
10㎜の六角レンチを使用も、なかなか硬い。
手が痛くなるのでパイプをかぶせて外した。
外れた・・・。
ちなみに、軸の通る部分はペーパーウェスを通して清掃。
外したフリーホイール部品。
ラチェットがあるので、グリスが入るとまずいらしい。
これ以上は分解はしない。なので清掃だけ。
前輪より、さらに汚れが多かった。
洗浄して綺麗になった。
とくに難しいところはないのだが、後輪の軸の部品は左右で異なるので、
間違えないようにしたい。
ボール玉も片側9個と前輪と異なる。
あとは前輪と同様に組み立てて完了。
よく回るようになった
作業後は、新品の時のように回転するようになった。
車庫保管かつ4年使用でノーメンテだったが、回転が鈍くなっていた。
今後は期間を短くしてメンテナンスをしたい。
作業メモ
ボール玉は片側で、前輪11個、後輪9個だった。
ボール数はRS010のハブの場合で、他の完組ホイールでは異なるとか。
フリーホイール部は清掃だけにとどめる。
回転が悪くなったら清掃。