老朽化する展示SL
前記事のつづき。
久々に鉄道のことです。
北海道ワイン工場の近くにSLが展示されている。
ただ、よく見ると車体のあちこちで錆が見えている。
先日、あるTV番組でこうしたSLの管理が問題になっていると紹介していた。
全国各地でお金がなくて、修復ができないという。
酷い場合はやむなく解体となるが、解体のほうが塗装より費用がかかってしまい、
放置状態のSLもあるという。
展示されていたのはD51だ。
車輪部はきれいな感じなのだが、車体はいたんできた感じ。
もう一台あるのだが、こちらも同様の状態。
機関車の仕様。
大正10年ってすごいよね。
この59614というのは4輪あるが、D51の元になったのでしょうかね。
面白いことに当時の客車も展示されている。
しかし、こちらも塗装の状態が良くない。
青空展示というのはやはり傷みやすい。
特に山の上に展示してあるので、雪も長期間残っているのだろう。
このままの状態では、いずれ朽ちてしまう。
塗装が必要、さらに痛めばもっと費用がかかりそうだ。
できれば、室内展示が理想だが難しいだろう。
外でも屋根を付けて、大事に保管されているSLもあるようだが、
いずれにしても手入れをしてくれる人達が必要。
このSLはどうなってしまうのか?
#展示された状態は6月のものです。
#この後、修繕されるのかもしれません。